「細くしたいのに、なぜか脚ばかり太くなる…」
その原因、筋肉の使い方や姿勢のクセかもしれません。
ライフウィズでは、脚のラインが崩れる根本原因を見極め、太もも・ふくらはぎ・股関節まわりをトータルで整える“足やせ”をサポート。
すらりと軽やかに歩ける、理想の脚へ。
脚に限らず、太さの原因となるのが脂肪の蓄積です。
基礎代謝を上回るカロリー摂取や運動不足が続くと、消費しきれなかったエネルギーが脂肪として体に溜まり、脚が太く見えてしまいます。
残念ながら、脂肪太りはマッサージだけでは解消されません。
食事管理や有酸素運動などで全身の脂肪を落としつつ、太ももやふくらはぎなど気になる部位はストレッチや筋トレで引き締めていくのが効果的です。
血流やリンパの流れが滞ると、体内の水分が脚に溜まりやすくなり、むくみが起こります。
特にふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、筋肉を動かさないと血液が循環しづらくなります。
スカートやパンツスタイルでも目立ちやすいふくらはぎのむくみは、脚全体のボリュームを強調してしまいます。
日中の歩行やストレッチ、軽いマッサージなどでふくらはぎのポンプ機能を高め、巡りの良い脚を目指しましょう。
※慢性的なむくみがある場合は、病気の可能性もあるため医療機関への相談も検討してください。
筋肉は正しい位置にあるからこそ美しいラインを作ります。
骨盤の後傾や不良姿勢によって、重心が外にズレると、太もも外側ばかりに筋肉がついて「むっちりライン」に。
また、間違ったフォームでのトレーニングや過剰な負荷も、脚のラインを崩す原因になります。
ハムストリングス(太もも裏)の筋肉を鍛えることで、脚全体がスッキリ細く見える効果も期待できます。
脚痩せを目指すなら、正しい姿勢とバランスの取れた筋力アップを意識しましょう。
ダイエット中に筋トレが推奨される理由のひとつに、筋肉量を増やして代謝を高めるという目的があります。
特に下半身の筋肉は、体全体の約60〜70%を占めており、
上半身だけの筋トレではこの大部分の筋肉が活かしきれていないとも言えます。
脚痩せトレーニングによって下半身の筋肉をしっかり使えば、
日常生活の中でもエネルギー消費が起きやすくなり、痩せやすい体づくりに繋がっていきます。
体内の血液の多くは下半身に集まりやすく、脚の筋肉はその血液を心臓へ押し戻す「ポンプ」の役割を担っています。
ふくらはぎや太ももを鍛えることで、血液の流れが促進され、
脚のむくみや重だるさの予防・改善が期待できます。
また、筋肉は体の熱を生み出す重要な器官でもあり、
筋肉量の少ない方は冷え性になりやすい傾向があります。
特に女性に多い「冷え」のお悩みも、脚の筋トレで根本から改善を目指すことができます。
QOL(Quality of Life/生活の質)を支えるのが、まさに脚の筋肉です。
立つ・歩く・動くといった基本動作は、すべて脚の筋力があってこそ。
しかし加齢により、脚の筋肉は20代から80代までに約40%も減少すると言われており、
そのまま放っておくと、転倒リスクや移動能力の低下に繋がりかねません。
脚痩せトレーニングで筋力を維持・向上させることは、
美しさだけでなく、日々の生活を快適に、長く元気に楽しむことにもつながります。
全身の代謝アップと、美脚・美尻づくりの基本中の基本、それがスクワットです。
体の中でも特に大きな筋肉が集まっている「下半身」をしっかり動かすことで、効率よくエネルギーを消費でき、痩せやすい体質に近づいていきます。太ももやお尻の引き締めだけでなく、姿勢改善やヒップアップにも◎。
「椅子に座るように」とイメージしながら行えば、初心者の方でもフォームが安定しやすく、ケガのリスクも減らせます。自宅でもできるので、ぜひ習慣にしてみてくださいね。
▶ 回数目安:15回 × 3セット
「左右のバランスが気になる」「脚のラインを整えたい」そんな方にピッタリなのがスプリットスクワット。
足を前後に開いて行うこの動きは、太ももやお尻まわりを個別にしっかり刺激できるので、脚全体のシルエットがぐっと引き締まっていきます。片脚で支える動きは、体幹やバランス感覚も自然に鍛えられ、日常動作がラクになるのも嬉しいポイント。
特にデスクワーク中心の方や、片足重心のクセがある方にはおすすめ。普段あまり使えていない筋肉にもスイッチが入る感覚、ぜひ味わってみてください。
▶ 回数目安:左右10回 × 3セット
「ちょっと地味だけど…すごく効く!」と評判のバンドウォーク。
ゴムバンドの抵抗を使って、外ももやお尻の横(中殿筋)をじわじわ刺激。普段の生活ではなかなか意識しない筋肉にアプローチできるため、ヒップアップや美脚づくりに大きな効果を発揮します。
また、バンドで負荷をかけながら動くことで、膝が内側に入るのを防ぐクセづけにもなり、膝のケガ予防にもつながります。
地味だけど、確実に効く。それがこのトレーニングの魅力です。
▶ 回数目安:左右2歩ずつ × 繰り返し3セット