※上がるときに腰からではなく、肩から真っすぐ上がるように意識しましょう
◆回数
15回3セットを目安に行いましょう!
※膝がつま先より前に出ないようにする。後ろの足の力を使わないようにする
回数
左右10回×3セットを目安に行いましょう!
※反動を使わないようにそれぞれの動作はゆっくり行う
脚に限らず、太さの原因となる脂肪。基礎代謝よりも多いカロリー摂取や、運動不足などで摂取したカロリーを消費しきれずに、脂肪として体に溜まってしまうことから太くなります。
残念ながら脂肪太りはマッサージでは細くなりませんので、摂取カロリーを減らしてバランスの良い食事をしたり、運動をしたりといった体全体で痩せるためのアプローチが必要です。
その上で、太ももやふくらはぎなど、気になる部位をストレッチや筋トレで引き締めていく対処法となります。
脚の太さを強調してしまう原因の一つが「むくみ」です。むくみは、血流の流れが滞ることで起こります。
体の一番下、重力のかかる脚は特にむくみやすく、朝と夜では太さが変わっていることも。むくみを感じたら、歩いたり、軽いマッサージやストレッチをしたりして、「第二の心臓」と言われているふくらはぎの筋肉を伸び縮みさせ、循環を促しましょう。
特にむくみやすいふくらはぎは、スカートの下から見えやすいため、脚の太さが目立つ部位。また、パンツスタイルでも太ももから足首にかけてのラインが細くなっていくことで、引き締まった体型に見えるもの。ふくらはぎが太いと脚全体のボリュームが強調されてしまいます。
なお、慢性的なむくみは重大な病気のサインの場合もあります。むくみが日に日にひどくなったり、顔など別の部位もむくむ、急に体重が増えた、尿の量が減るなどの症状がある場合は、念のため病院を受診したほうが良いでしょう。
筋肉は必要な場所にあってこそ真価を発揮します。太もものように大きな筋肉がある部位のバランスが悪いと、いわゆる「むっちりライン」になってしまいます。
例えば、立ち方や座り方が悪く、骨盤が後ろに傾いてしまう「骨盤後傾」という状態になってしまうと、重心が外側に寄ってしまい、脚の付け根から外側にかけて、太ももが張り出すような形で筋肉が付いてしまいます。
脚痩せのための運動をする時は、間違ったフォームや負荷をかけすぎたり、間違った姿勢・歩き方などで、望まない部位に筋肉が付いてしまわないよう、正しい方法で行いましょう。
ハムストリングス(大腿二頭筋)といって、太ももの後ろの筋肉を付けるトレーニングをすると、脚が細く見えます。
ダイエット中に筋トレをする理由には、代謝を高めるために必要になる筋肉量を増やすことで日常からエネルギー消費を起こしやすい体を目指すからでもあります。
筋肉が付いている部位を上半身と下半身の二つに分けた場合、下半身の筋肉は体全体の約60%~70%の筋肉量の割合を占めています。
つまり、上半身を鍛えているだけでは、残りの60%~70%もの下半身の筋肉によるエネルギーを使えていない他に、基礎代謝を上げることができていないと言えます。
下半身を鍛えることで筋肉量が増え、代謝が上がり、痩せやすくなるのです
体内の血液は、約7割が下半身に集まっているといわれています。ふくらはぎといった脚の筋肉を鍛えることで、血液を心臓へ戻すポンプの働きをサポートし、血液のうっ滞にともなうむくみを予防できるでしょう。
また、太く見えて気になる方も、脚の筋肉を鍛えることで、太ももを引き締める効果も期待できます。
体の熱の多くは筋肉で作られているため、筋肉量が減少すると冷え性の原因になることがあります。男性に比べて女性のほうが冷え性になりやすいのは、筋肉量が関係していると考えられるでしょう。
QOL(生活の質)は「Quality Of Life」の略で、生活の質を意味する言葉です。脚の筋肉を鍛えることは、QOL(生活の質)の向上に欠かせません。
脚の筋肉は、立つ、動く、姿勢を維持するなど日常動作の基盤ですが、他の部位に比べ、加齢により減りやすいとされています。何も対策しない場合は、20歳~80歳にかけて平均で約40%も減少し、少なくなった筋肉で体を支えなければなりません。
その結果、歩くのが遅くなったり、つまずきやすくなったりするなど、日常動作がスムーズにできなくなり、QOL(生活の質)の低下につながるでしょう。